機関誌「原爆文学研究」 

編集 原爆文学研究会
発行 (有)花書院
810-0012福岡市中央区白金2−9−6
092-526-0287 FAX092-524-4411
定価 1200円(増刊号は800円)
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※継続購読は、花書院「原爆文学研究係」にお申し込み下さい。送料は無料となります。

 
「原爆文学研究」第 1 号 2002年 8月 1日発行
「原爆文学研究」第 2 号 2003年 8月 1日発行 
「原爆文学研究」第 3 号 2004年 8月31日発行
「原爆文学研究」第 4 号 2005年 8月31日発行 
「原爆文学研究」増 刊 号 2006年 3月 1日発行 
「原爆文学研究」第 5 号 2006年10月31日発行 
「原爆文学研究」第 6 号 2007年12月14日発行 
「原爆文学研究」第 7 号 2008年12月20日発行 
「原爆文学研究」第 8 号 2009年12月21日発行 
「原爆文学研究」第 9 号 2010年12月25日発行 
「原爆文学研究」第10号 2011年12月25日発行 
「原爆文学研究」第11号 2012年12月23日発行 
「原爆文学研究」第12号 2013年12月28日発行 
「原爆文学研究」第13号 2014年12月21日発行 
「原爆文学研究」第14号 2015年12月12日発行 
「原爆文学研究」第15号 2016年8月31日発行 





「原爆文学研究」総目次 

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創刊号
題名  執筆者
批評―critical essay    
原爆言説の日本的形成―記憶の形成と証言台の証言人― 花田 俊典 2
「原爆文学」という問題領域・再考 川口 隆行 15
アメリカ占領下における「プロテスタントキリスト者」の〈原爆意識〉―長崎を視座として― 服部 康喜 22
「原爆文学」の周辺―『沈黙の艦隊』を巡って― 田崎 弘章 34
「原爆乙女」の物語 中野 和典 58
井上光晴「手の家」の構図 長野 秀樹 72
「不謹慎」のゆくえ―「体験」をめぐって―  内田 友子 80
「原爆文学」探査@ 井上靖『城砦』  坂口 博 86
エッセイ T―essay T    
新教徒キリスト者・原爆禍中の無識慰撫化 山田 かん 90
在るしかない ―竹山広〈全歌集〉と山田 かん詩集「長崎碇泊所」― 中里 喜昭 93
原爆を歌うということ 中原 豊 97
「広島に文学館を!市民の会」について 水島 裕雅 101
「原爆」「原爆文学」「私」 李 在錫( ゼソク 104
ファットマンに真珠 山内 正幸 107
井上光晴『手の家』と深沢七郎『楢山節考』 秋山 康文 108
様々の、語られざる想い 山口 康子 110
エッセイ U― essay U    
最近思う事 大木 錬山 112
原爆文学研究会第3回例会寸感 南 嘉久 112
詩―poem    
記念写真  中原 澄子 114
彙報 115
奥付
  
第2号
題名  執筆者
批評―critical essay    
原爆文学と日本ペンクラブの「ヒューマニズム」 石川 巧 2
自動変換システムと副作用―「黒い雨」盗作騒動、その他― 内田 友子 15
今村昌平と原爆の表象 野坂 昭雄 24
非完全への勇気―「長崎原爆乙女」の物語と『マリアの首』― 服部 康喜 32
「原爆文学」探査A 千田夏光『終焉の姉妹』 坂口 博 43
責任と被爆者援護―大江健三郎「アトミック・エイジの守護神」を視座として 中野 和典 47
平和、恐怖とフラケンシュタイン博士―オーストラリアの新聞に於ける原爆投下の報道― バーナビー・ブレーデン 51
“The Irish Times”誌の原爆投下に関する記事について ローナン・ハンド 65
フランスの原子爆弾投下直後の報道をめぐって イザベル・エロワ 77
エッセイ―essay     
弔辞 中里 喜昭 84
『失われた言葉を求めて』について 南 嘉久 86
峠三吉没後五〇年、文学資料展からみえてくるもの 池田 正彦 89
「実録 分散教育んころ 中原 澄子 91
私たちの暴力と彼らの暴力 李 在錫 94
可能性とうそぶきと―グスコーブドリのなかにホレイショーは― 秋山 康文 103
国連と核の問題に思う 大木 錬山 108
書評―book review    
小沢節子著『原爆の図 描かれた〈記憶〉、語られた〈絵画〉』 川口 隆行 111
彙報 116
奥付
  
第3号
題名  執筆者
批評―critical essay

 

 

被害と加害のディスクール―戦後日本の「わたしたち」― 川口 隆行 2
大田洋子論・序説―〈原爆作家〉としての神話/からの逸脱― 亀井 千明 23
利用/乱用される被爆の記憶 新木 武志 28
核シェルターという文学空間

―『レベル・セブン』・『洪水はわが魂に及び』・『方舟さくら丸』―

中野 和典 43
坂口安吾『安吾の新日本地理 長崎チャンポン―九州の巻―』試論

―原子爆弾になってしまった男の話、あるいは、境界線と境界境域とをめぐって―

秋山 康文 60
八月十二日の原爆―檀一雄「新カグヤ姫」のはずし方― 内田 友子 72
大江健三郎「核時代の森の隠遁者」論 楠田 剛士 78
「原爆文学」探査B 原之夫『ふたつの街』 坂口 博 83
エッセイ―essay     
ブレイブ・ニュー・サンライズ―ポストモダン[原爆]体験-回顧録― Barnaby Breaden 88
戦争―国民はどう扱われてきたか― 中原 澄子 104
ピーター・タウンゼント作・間庭恭人訳『ナガサキの郵便配達』を読む

―重ね合わされた二つの声―

田崎 弘章 126
長崎平和祈念式典 山崎榮子「平和への誓い」の持つ意義 長野 秀樹 135
花田俊典先生の急逝を悼んで 水島 裕雅 140
彙報 142
奥付
  
第4号
題名  執筆者
批評―critical essay    
原爆とエロス[生の衝動]―川上宗薫の自伝的小説をめぐって― 石川 巧 2
峠三吉の詩―目取真俊「水滴」と戦争詩を補助線として― 野坂 昭雄 32
アウシュヴィッツ/ヒロシマ―文学と表象、記憶の義務から聡明なカタストロフィー論へ― Jean-Luc Pagesジャン=リュック パジェス(西村和泉訳) 47
メディアとしての漫画、甦る原爆の記憶―こうの史代『夕凪の街桜の国』試論― 川口 隆行 83
原爆文学研究への一補助線―表象不可能性とイマージュをめぐるノート1― 柳瀬 善治 93
「原爆文学」探査C 丸元淑生『秋月へ』 坂口 博 109
小特集 大田洋子再考    
昭和二五年版『屍の街』の文脈―大田洋子が見極めた被爆五年後― 亀井 千明 113
一九五三年のルポルタージュ/文学 楠田 剛士 120
心象風景としての被爆都市―大田洋子『夕凪の街と人と―一九五三年の実態―』論― 中野 和典 130
エッセイ―essay     
〈平和運動〉の描かれ方―「ヨイコト」はよくないことか― 内田 友子 148
爆弾は実在する―ティム・オブライエン作・村上春樹訳『ニュークリア・エイジ』を読む― 田崎 弘章 157
比喩としての戦争と夕凪に関する断片―過去・未来・現在― 秋山 康文 166
書評―book review    
椹木野衣『戦争と万博』 波潟 剛 173
彙報 175
奥付
  
増刊号
題名  執筆者
シンポジウム―symposium    
原爆をどのように語りうるか―原爆を描くこと、受容することをめぐって― 小沢 節子
直野 章子
田崎 弘章
柳瀬 善治
川口 隆行
2
書評―book review    
中原澄子『天草へ帰った被爆者』 中野 和典 67
奥付
  
第5号
題名  執筆者
批評―critical essay    
阿川弘之『魔の遺産』の方法―写真・引用・聞き書き― 楠田 剛士 2
大田洋子と原爆と志賀直哉―原爆に対する文学の作用をめぐって― 亀井 千明 19
科学としての原爆 長野 秀樹 26
忘却の彼岸―後藤みな子『刻を曳く』論― 中野 和典 38
「原爆文学」探査D 山福康政『焼け跡に風が吹く』 坂口 博 45
書評―book review    
福間良明著『「反戦」のメディア史 戦後日本における世論と輿論の拮抗』、吉村和真・福間良明編著『「はだしのゲン」がいた風景 マンガ・戦争・記憶』 川口 隆行 49
鈴城雅文『原爆=写真論』 柳瀬 善治 58
米山リサ著『広島 記憶のポリティクス』 野坂 昭雄 65
彙報 73
奥付
  
第6号
題名  執筆者
批評―critical essay    
「原爆(文学)研究」の視角/死角―被爆の経験とどのように出会い、出会わないか― 畑中 佳恵 2
映画から学ぶヒロシマの語り方〜『二十四時間の情事』のテクスト分析を通して 野 吾朗 21
触媒としての身体―大田洋子「暴露の時間」論― 中野 和典 39
「概観的な時代」の「終末観」と「民族的憤慨」―三島由紀夫における原爆表象― 柳瀬 善治 54
「となり町戦争」と「東海道戦争」―知らない戦争のリアリティーを追う― 内田 友子 71
「原爆文学」探査E 南里征典『獅子は闇にて涙を流す』 坂口 博 77
映画評―movie review    
映画『ヒロシマナガサキ』―THE DESTRUCTION IS “NOT” ENDED― 楠田 剛士 81
彙報 84
奥付
  
第7号
題名  執筆者
批評―critical essay    
『死の島』の結末〜ビキニ実験前の時間設定について〜 上村 周平 2
〈夢千代日記〉における原爆・白血病・吉永小百合 石川 巧 9
林京子「長い時間をかけた人間の経験」論 野坂 昭雄 41
長い時間をかけた作家の経験―「汚染の言説」として読む「原爆文学」― 松永 京子 57
「原爆文学」探査F 中村真一郎/福永武彦/堀田善衛『発光妖精とモスラ』 坂口 博 73
特集 原爆文学研究への展望―川口隆行『原爆文学という問題領域(プロブレマティーク)』を視座として   77
「罠」について学びつつ、「罠」について問い返した二十五分間 野 吾朗 78
個人的関心から 長野 秀樹 85
未来への付記 Roberta Tiberi 89

遂行的な憑依あるいは分有される単独―一つの方法的批評の試み―

柳瀬 善治 93
書評―book review    
中原澄子『長崎を最後にせんば――原爆被災の記憶』 中野 和典 104
作品紹介―work introduction    
散文詩 田園交響曲 上野 英信(解題 坂口 博) 107
エッセイ―essay  

 

祈り―第三十六回北九州市原爆犠牲者慰霊平和記念式典にて― 山田 まゆみ 112
小説―novel    
あともう一歩で 野 吾朗 115
彙報 185
奥付
  
第8号
題名  執筆者
批評―critical essay    
核エネルギー言説の戦後史〜原子核物理学者を中心に〜 山本 昭宏 2
大野允子『ヒロシマの少女』論―おとなになるとはどういうことか― Roberta(ロベルタ) Tiberi(ティベリ) 16
原爆テクスト教材論@ 大牟田稔「平和のとりでを築く」 川口 隆行 27
「原爆文学」探査G 城山三郎『大義の末』 坂口 博 36
小特集 原爆表象の六〇年代と三島由紀夫    
六〇年代の三島由紀夫―『美しい星』から『豊饒の海』へ― 野坂 昭雄 40
純文学論争、SF映画・小説と三島由紀夫『美しい星』 山崎 義光 50
『破綻としての原初』あるいは『分配される終末』―三島由紀夫の文学=自由観と「小説の終焉」について― 柳瀬 善治 69
特集 〈広島/ヒロシマ〉をめぐる文化運動再考    

特集にあたって/冒頭提起

川口 隆行/道場 親 信 89
《報告》    
峠三吉と「われらの(うた)の会」 水島 裕雅 95
山代巴の文学/運動 竹内 栄美子 110
山田かんとサークル誌 楠田 剛士 125
「原爆の図」全国巡回展の軌跡 岡村 幸宣 140
丸木スマと大道あやの「絵画世界」 小沢 節子 169
「原爆を許すまじ」と東京南部―50年代サークル運動の「ピーク」をめぐるレポート 道場 親信 190
《コメント》    
戦後サークル詩運動のなかの『われらの(うた) 宇野田 尚哉 107
山代巴を読み継ぐことの希望 松本 麻里 121
長崎と佐世保の文化運動への一視点 坂口 博 135
表象が立ち上がる場を見つめる―丸木スマ・大道あや・「原爆の図」全国巡回展をめぐって 山本 唯人 183
現象としての絵画 波潟 剛 188
〈広島/ヒロシマ〉と音楽 小田 智敏 204
《研究会批評》    
合同研究会の経緯と成果 鳥羽 耕史 210
「原爆言説」と「戦後文化運動」の接点をさぐる 茶園 梨加 213
飼い馴らされることのない(うた)と批評の力を今ここに 柿木 伸之 217
彙報 221
奥付
  
第9号
題名  執筆者
批評―critical essay    
加害の記憶・長崎の「原爆の図」展―長崎における一九八〇年代の反核・平和運動― 服部 康喜 2
被爆者表象の遠近法〜「日常生活の冒険」論〜 山本 昭宏 17
主体のゆらぎ―大田洋子「山上」を中心に 中野 和典 24
峠三吉「墓標」と一九五〇年夏の広島 黒川 伊織 39
「原爆文学」探査H 上野英信『黒い朝』 坂口 博 51
特集 原爆表象/文学と政治的リアリズム   55
誰が広島を詠みうるか? 松澤 俊二 57
原爆を目撃した画家、しなかった画家―原爆の目撃とその視覚的表象 加治屋 健司 69
「知的概観的な時代」の「表現行為」について―三島由紀夫を視座として「加害」と「被害」を考える 柳瀬 善治 87
コメント・全体討論 岩崎 稔
加納 実紀代
松澤 俊二
加治屋 健司
柳瀬 善治

102
「当事者」になるということ―シンポジウムを振り返って 深津 謙一郎 124
リミットをめぐって―シンポジウム「原爆表象/文学と政治的リアリズム」を振り返って 水川 敬章 127
彙報 130
奥付

第10号
題名 執筆者
批評―critical essay    
試論:小説・戯曲・映画・絵画における被爆者の性的&`写について 野 吾朗 2
核批評と核SF 野坂 昭雄 27
過視的な終末あるいは襞のなかの偶有―二〇世紀表象史再考からサヴァイヴァルの技法へ― 柳瀬 善治 40
空洞化する言説―井上光晴『西海原子力発電所』論 中野 和典 72
街を記録する大田洋子―『夕凪の街と人と―一九五三年の実態』論―  川口 隆行   83
占領下における被爆体験の「語り」 ―阿川弘之「年年歳歳」「八月六日」と大田洋子『屍の街』を手がかりに― 山本 昭宏 101
占領下の「原爆の図展」―室蘭と美唄の記憶  岡村 幸宣  112
サークル誌の表紙から視る「原爆」―四国五郎、池野清、池野巖―  楠田 剛士  120
『われらのうた』総目次  川口 隆行・山本 昭宏   138
「原爆文学」探査I 火野葦平『革命前後』 坂口 博 186
書評―book review  
ジョン・W・トリート『グラウンド・ゼロを書く―日本文学と原爆』 齋藤 一 190
 特集 原爆文学研究会一〇年―これまでとこれから    
雑誌偏愛 石川 巧 194
「それだけ?」のあと 内田 友子 196
近況報告に代えて 小沢 節子 198
この十年、次の十年 坂口 博 201
ダブル・シンク(二重思考)―一九四九年の符合― 田崎 弘章 202
裏切る 茶園梨加 204
「出来事」の語りから「人生」の語りへ―被爆者のライフストーリー聴き取りをめざして  冨永佐登美  205
『刻印』  永川とも子  207
あのころのこと  中野 和典  209
一番はじめの出来事  長野 秀樹  212
『HIROSHMA 1958』の視線   中原 豊  215
これまでを振り返って  波潟 剛  217
二月から遠く隔てられて  畑中 佳恵  218
「原爆文学研究会」と私  服部 康喜  220
レッド・ステイトで原爆を語るということ  松永 京子  222
膨大な死の前で  村上 陽子  225
共感―「際どい中間あたり」を視つめる内田友子さん  八田千恵子  227
十年目の節目に  柳瀬 善治  229
近況と「N」の話 原爆文学研究会十周年に寄せて  山本 昭宏  229
『原爆文学研究』総目次(1〜10号)    230
彙報   237
奥付


第11号
題名  執筆者
批評―articles    
「生活記録」から「証言」へ―「長崎の証言の会」創設期と鎌田定夫  東村 岳史  2
大江健三郎の核時代観とW・H・オーデン―深瀬基ェ訳のオーデン「支那のうへに夜が落ちる」の受容―  高橋 由貴   22
一九八〇年代の雑誌『宝島』と核の「語り易さ」  山本 昭宏  34
消尽の果ての未来あるいは襞としてのエクリチュール―三・一一以後の原爆文学と原発表象をめぐる理論的覚書 柳瀬 善治  47
核時代の『英語青年』―「広島」「長崎」「原子爆弾」関連記事リスト(一九四五〜五二年)―  齋藤 一  65
特集 北米文学における核の表象について
特集「北米文学における核の表象について」報告 野 吾朗 105
ニュークリアリズムと戦後アメリカ文化 Michael Gorman(マイケル・ゴーマン)
(松永 京子 訳)
107
核をめぐるアメリカ南西部の文学―サイモン・J・オーティーズの詩を中心に 松永 京子 117
日系カナダ人作家ジョイ・コガワ『オバサン』における「原爆」 松尾 直美 131
証言―testimonies    
 「紫色の砂漠」はレトリックではなかった 中村 泰
(解題 宇野田 尚哉) 
137
 元編集者が残す『日本の原爆文学』全一五巻の記録 近藤 ベネディクト
(解題 川口 隆行) 
141
書評― book reviews  
山本昭宏『核エネルギー言説の戦後史1945-1960―「被爆の記憶」と「原子力の夢」』のアクチュアリティ  西 亮太 169
エッセイ―essays    
Chim↑Pomと《原爆の図》  岡村 幸宣 175
『希望(エスポワール)』復刻にいたるまで 越水 治 177
三十五年ぶりの広島再訪 島村 輝 179
授業報告―「原爆文学」から読む「戦後」― 深津 謙一郎 181
林京子「九日の太陽」に寄せて 村上 陽子 183
彙報   185
奥付


第12号
題名 執筆者
批評―articles    
〈娘〉の負い目の物語―〈原爆文学〉からアダルトチルドレン小説へ―  篠崎 美生子  2
鹿島田真希『六〇〇〇度の愛』、あるいは原爆体験というレッスン  野坂 昭雄   17
「原爆/原発小説」の修辞学  中野 和典  28
「平滑空間」に浮かび上がる「いまだ生まれていないもの」の声―三・一一以後の原爆文学と原発表象をめぐる理論的覚書その2―  柳瀬 善治  50
もうひとつの『長崎の証言』とその後―写真による被爆者の表象小史  東村 岳史  69
『ヒロシマ』というセンセーショナルなテクストと米国の社会的コンテクスト―1945年8月6日〜1946年8月31日―  永川 とも子  82
ジョン・ハーシーの「ヒロシマ」形成過程の考察〜編集者の役割を中心に〜  繁沢 敦子  101
科学と詩学が出会うところ―マリルー・アウィアクタと原子のナラティヴ  松永 京子  122
カズオ・イシグロはなぜ「復興」にこだわり続けるのか―初期の長編二作品を中心に考える―  野 吾朗  136
小特集 ヒバクシャを〈語る〉――核と植民地主義
ワークショップ「ヒバクシャを〈語る〉――核と植民地主義」報告 松永 京子 171
現実感なき帰島再定住―米核実験場とされたマーシャル諸島を訪ねて 竹峰 誠一郎 173
朝鮮人被爆者を「語る」―韓水山『軍艦島』の場合― 楠田 剛士 195
エッセイ―essays    
核関連広報施設を見る―六ヶ所村・東海村訪問記  五味渕 典嗣 205
ヒロシマをあらわすこと 岡本 芳枝 215
『非核芸術案内』刊行のご報告 岡村 幸宣 220
『原爆文学事典』構想について 川口 隆行 222
彙報   224
奥付


第13号
題名 執筆者
批評―articles    
坂井米夫『アメリカ便り』に見る原水爆と原子──占領下NHKラジオ言説の一端  坂口 博  2
フィルムの中の《原爆の図》──二つの映画『原爆の図』を中心に──  岡村 幸宣  13
〈半人間〉の射程と限界──大田洋子「半人間」論  村上 陽子  20
被爆体験・生活記録・山代巴  宇野田 尚哉  34
今堀誠二『原水爆時代』再読──一九五一年「原水爆記念全国平和会議」の位置づけを中心に── 黒川 伊織  38
「原爆と人間」をめぐる問いと答え──「証言」運動と生活史研究の接点から── 東村 岳史  46
現代小説を題材に「核」と「内戦」について考える──三・一一以後の原爆文学と原発表象をめぐる理論的覚書その3── 柳瀬 善治  65
東電福島第一原発事故と「私たち」の記録──放射能汚染・文化事象・川崎── 畑中 佳恵  102
『はだしのゲンが見たヒロシマ』をめぐる対話 石田 優子
渡部 朋子
渡部 久仁子
楠田 剛士
139
◆特集「戦後70年」連続ワークショップ
特集「戦後70年」連続ワークショップについて 155
◇「戦後70年」連続ワークショップT
原爆文学「古典」再読1──井伏鱒二『黒い雨』
原爆文学「古典」再読1──井伏鱒二『黒い雨』報告 中野 和典 157
『黒い雨』はどのように読まれてきたか? 中野 和典 160
奇妙な?「士気昇揚」──『黒い雨』と『重松日記』 齋藤 一 174
『黒い雨』とベトナム戦争 中谷 いずみ 179
◇「戦後70年」連続ワークショップU
原爆体験の〈表現〉と〈運動〉──60・70年代を中心に
原爆体験の〈表現〉と〈運動〉を問うこと 川口 隆行 188
被爆体験を〈書く〉──山代巴と『原爆に生きて』『この世界の片隅で』を中心に── キアラ・コマストリ 196
「原爆文献を読む会」──会報にみる活動の紹介と再定置の試み 小沢 節子 211
「核」の連鎖・「難死」の連鎖──小田実『HIROSHIMA』を読む 道場 親信 229
彙報   254
奥付


第14号
題名 執筆者
批評―articles    
1945年の創世記──ウィリアム・L・ローレンスの広島・長崎関連記事にみる「宣教」としての原爆報道──  永川 とも子  3
映画『二十四時間の情事』における表象の方法  野坂 昭雄  15
旅する「原爆の図」と反原発運動との出会い──丸木夫妻とフランス、札幌、泊原発、そして電気料金不払い──  東村 岳史  27
◆特集「戦後70年」連続ワークショップ
特集「戦後70年」連続ワークショップについて 2 41
◇「戦後70年」連続ワークショップIII
古典詩と現代詩の協奏──実作者を迎えて
わが英詩は如何にして「核」「戦争」「原発」と切り結びしか 高野 吾朗 42
震災と戦争、トルコと日本の間でヒクメットの詩を読む イナン・オネル
新井 高子
66
◇「戦後70年」連続ワークショップIV
カタストロフィと〈詩〉
カタストロフィ後に〈詩〉を書くということ 野坂 昭雄 74
原民喜における詩と散文──小説「永遠のみどり」へ── 高橋 由貴 83
アウシュヴィッツとヒロシマ以後の詩の変貌──パウル・ツェランと原民喜の詩を中心に── 柿木 伸之 95
3・11に向き合った詩人たち 中原 豊 111
◇「戦後70年」連続ワークショップV
原爆文学「古典」再読2──佐多稲子『樹影』
原爆文学「古典」再読2──佐多稲子『樹影』報告 松永 京子 117
福岡千鶴子と醇次郎──鎮魂(レクイエム)の通奏低音 坂口 博 125
孤独の諸相──佐多稲子『樹影』における被爆意識の変遷── 村上 陽子 134
◇「戦後70年」連続ワークショップVI
長崎原爆と復興の言説
「長崎原爆と復興の言説」の再問題化 楠田 剛士 145
長崎原爆の復興をめぐる詩歌 楠田 剛士 150
「浦上五番崩れ」としての原爆 篠崎 美生子 169
長崎の戦災復興事業と平和祈念像建設──長崎の経済界と原爆被災者 新木 武志 181
◇「戦後70年」連続ワークショップVII
原爆文学「古典」再読3──大田洋子『屍の街』
原爆文学「古典」再読3──大田洋子『屍の街』報告 中野 和典 205
『屍の街』はどのように読まれてきたか? 中野 和典 210
「手記」と小説のはざま 長野 秀樹 225
「物語」を「空隙」で語るということ──大田洋子の「しびれ」と「さまよい」について── 柳瀬 善治 234
◇「戦後70年」連続ワークショップVIII
広島から問う、「原爆文学」と「戦後70年」
「関係の非対称性」の視点から「原爆文学」を解きほぐす 山本 昭宏 245
被爆体験記に描かれた朝鮮人被爆者の姿──一九七〇年代まで── 黒川 伊織 251
「原爆」をめぐる想像力の枠組み──ベトナム戦争と「アジア」言説を手がかりに── 高 榮蘭 264
「証言」の力学──「原爆文学」の1970年代 成田 龍一 283
彙報   297
奥付


第15号
題名 執筆者
批評―articles    
被爆体験と「平和利用」──「だからこそ≠フ論理」と個人の生き方 東村 岳史 3
アフリカ・広島・阿部知二──ヒューマニズムと原爆 波潟 剛 20
◆特集 国際会議:核・原爆と表象/文学──原爆文学の彼方へ──
特集にあたって 川口 隆行 33
【セッション1 移動する原爆─文学】
「投下する」側の「記憶」──二〇一五年・日本からの再検証 島村 輝 39
核時代の英米文学者──Hermann Hagedorn, The Bomb that Fell on America(一九四六年)の日本語訳(一九五〇年)について 齋藤 一 50
ジェラルド・ヴィゼナーの『ヒロシマ・ブギ』における原爆ナラティヴの軌跡
──大田洋子と「ネイティブ・サヴァイヴァンス」をめぐって──
松永 京子 61
【特別講演】
大海に浮かぶ夢と放射能の島々
──文学者と民族運動家のはざまにいる者の幻想──
シャマン・ラポガン
(李 文茹訳)
76
【セッション2 原爆を視る】
原爆写真というメディアと〈詩〉 野坂 昭雄 86
「キノコ雲」と隔たりのある眼差し
──戦後日本映画史における〈原爆〉の利用法
紅野 謙介 101
核の不安から核の無関心へ
──アメリカの大衆文化における核イメージの変容──
マイケル・ゴーマン
(永川 とも子訳)
112
【セッション3 冷戦文化と核】
核と自由──1960-1970年代の日米における公民権/反戦/反核運動── アン・シェリフ 127
「カサ」の下の「理想」と「現実」
──一九六三〜六七年の論壇での議論を中心に──
山本 昭宏 136
1960年代韓国の原子力プロパガンダにおける『学生科学』の位置 林 泰勲(林 慶花訳) 148
書評―book reviews    
◆特集 ブックレビュー「戦後70年」
特集 ブックレビュー「戦後70年」について 158
ジム・バゴット著『原子爆弾 1938〜1950年
──いかに物理学者たちは、世界を残虐と恐怖へ導いていったか?』
永川 とも子 159
堀川恵子著『原爆供養塔 忘れられた遺骨の70年』 小沢 節子 163
柿木伸之著『パット剥ギトッテシマッタ後ノ世界ヘ
──ヒロシマを想起する思考』
高橋 由貴 167
村上陽子著『出来事の残響──原爆文学と沖縄文学』 茶園 梨加 171
中尾麻伊香著『核の誘惑
──戦前日本の科学文化と「原子力ユートピア」の出現』
畑中 佳恵 175
直野章子著『原爆体験と戦後日本──記憶の形成と継承』 水溜 真由美 180
柴田優呼著『ヒロシマ・ナガサキ#爆神話を解体する
──隠蔽されてきた日米共犯関係の原点』
伊藤 詔子 184
山本昭宏著『核と日本人──ヒロシマ・ゴジラ・フクシマ』 山 智樹 189
四條知恵著『浦上の原爆の語り──永井隆からローマ教皇へ』 黒川 伊織 193
福間良明著『「戦跡」の戦後史──せめぎあう遺構とモニュメント』 四條 知恵 197
岡村幸宣著『《原爆の図》全国巡回──占領下、100万人が観た!』 東村 岳史 201
能登原由美著『「ヒロシマ」が鳴り響くとき』 柿木 伸之 207
エッセイ―essays    
イメージのネットワークを問いなおす──「元寇」と『黒い雨』 中野 和典 211
彙報   217
奥付




 

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